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医療機関


1 当地医療事情
  1. 当地の医療機関
  2. 当地では,衛生面及び技術面において日本と同様のレベルで信頼のおける医療機関は現在のところなく,症状が重い場合には日本へ帰国して診察,治療を受けることが望ましいと思われます。当地における医療機関については,比較的軽度の症状は別として,あくまで応急処置を受ける程度にとどめ,手術や高度な検査を受けることはお勧めできません。 ハバロフスク地方第一病院:39―05―78 ハバロフスク地方第二病院:45-29―60 私立鉄道共済病院外傷センター:41―82―82 (2)救急車 「03」に電話をすれば,救急車を要請することができます。 (3)海外(旅行)傷害保険 当地の医療事情を考慮して,前述のとおり重症治療に関しては帰国して治療を受けることをお勧めしますが,日本への転院や緊急移送の際には,多くの煩雑な手続きや高額な費用を請求されることが予想されます。この様な状況を想定して,手続きの代行や病気,傷害等に対する金銭面での対応が可能な保険に加入していれば,緊急の事態にも対処出来ることになります。 (4)当地で注意すべき疾病 春先から夏期にかけて,ウィルス性脳炎を発症させる非常に危険な風土病「ダニ脳炎」に注意する必要があり,この時期の森林浴等は避けた方が良いでしょう。春から夏にかけて郊外に出掛ける際には,長袖や長ズボン,長靴を着用して肌を露出しないように心掛けてください。ダニ脳炎ワクチンは,通常,日本では接種できませんが,当地では医療機関での接種や薬局でのワクチン購入も可能です。また,日本のマムシに似た毒蛇も生息しているので,河原や森林等での歩行には注意が必要です。 (5)予防接種 当地では成人の場合,ジフテリア,破傷風,A型及びB型肝炎の予防接種をお勧めしています。これらのワクチンは当地でも接種可能ですが,衛生上の問題や万が一副作用が生じた場合の補償も不明確ですから,予防接種は日本国内にて済まされることをお勧めします。 2 当地衛生事情 (1)飲料水 当地の水道の水質は近年もあまり改善されておらず,飲料水としては適しません。 また, 当地の住民の間では,消化器官系の病気を発症する例が見られます。これらの原因は老朽化した給水施設,資金不足により塩素添加によってのみ消毒措置が施されていること等に起因しているようで,最も安全な飲料水は市販のミネラル・ウォーターと言えるでしょう。 (2)食料品 当地の肉類や魚類,玉子等は品質管理が決して良いとは言えない場合もあるので,必要に応じ,充分加熱する等してから食べて下さい。果物や野菜類はできるだけ傷の無いものを購入し,浄水でよく洗浄して食べて下さい。 (3)アムール川での遊泳禁止 近年,水質が著しく悪化したことから,市の衛生当局はアムール川での遊泳禁止措置を取っています。水質が回復したとの報道もありますが,水泳は勧められません。